W126 500SE 始動不良3
「遊んでないで、とっとと燃圧測りなさいよ」 という声が日増しに大きくなっている気もしますが、もうちょっと遊ばせて下さい。 冷間時とは限らないということで、タイトルから「冷間時」というのを外しました。 前回、燃圧がどこかから漏れている可能性が高く、怪しいのが「フューエルプレッシャーレギュレーター」と「フューエルアキュームレーター」と書きました。 エンジンルームなどからガソリン臭がしないことから、KEジェトロのシステム内でのリークと思われますが、そうだとしても上記のほかインジェクターやコールドスタートバルブからのお漏らしの可能性もあります。 スタッフから、「これ先に試してみてくれませんか」と言わたのが、このシリーズ。 添加剤嫌いな私がスタッフの意見に押し切られて当社でも販売を始めた「LIQUI MOLY」です。 リキモリといえば、私の学生時代から売られていたモリブデン系添加剤で有名だった商品です。 今時の車には全く効果はないと思いますが、昔のクリアランス大きめのエンジンには効果てきめんで、トヨタの2TGとか日産L型エンジンなどに私もよく入れていました。 ついでなので、同時に これも入れちゃいました。 夜、首都高速環状線から湾岸に出たり入ったり、150Km以上をキックダウンを繰り返すような元気な運転で走ってきました。 本当はガソリンを使い切るくらいまで走らないと十分な効果は得られないということでしたが、以前インジェクターのクリーニングとリビルトをやっている業者さんから、「走行5万Km以下のものだと、結構簡単に汚れは落ちる」と聞いていたので、この程度の走行でもそれなりには、との判断です。 で、今朝エンジンをかけると、何と・・・・ 始動性に関しては何も変わりません(笑) ということで、残念ながら、このシリーズはまだ続くことになります(^^;; これはなかなかお勧めですよ。 もちろん、クリーナーなのでインジェクターやバルブがそんなに汚れていない車に関しては、使う意味は全くないですけどね。 By OZW |