クーラント (LLC) の管理
このサブタンクは、W124ワゴンに装着されていたものです。 サブタンクを外から見ても、結構赤茶けていますが、中身は・・・・。 エンジン内の錆が超〜溜まっています。 サブタンクは交換すればいいのですが、ここまで来るとエンジン内水経路もサブタンクと同じ状況だと予想されますから、これを綺麗にするのは相当大変そうです。 冷却水の管理が悪いとこうなってしまいます。 ヘドロのようになった錆は、ラジエターやウオーターポンプなど水路上にあるさまざまな部品への悪影響となり、最悪エンジン本体を破壊してしまうことにもなりかねませんので、冷却水(クーラント)の管理はきちんとしたいものです。 クーラント (LLC) は色が同じなら量販店のバーゲン品で十分だなんて思っているひともいるかもしれませんが、少なくともメルセデスでは、これ大きな間違いです。 それから、中国ではメーカー純正のパッケージ、油脂類の缶やボトルのコピーを専門に作っている工場があります。 中身に適当なものを入れて売るためのものです。 アクセサリー系のものならすぐに壊れても笑い話で済みますが、油脂類で変なものを入れてしまったら、致命的ですので、安さに魅かれて変な冒険だけは決してしないで下さい。 By もっくん |