W126 500SE ファイナルギア比 その5
どこかの無茶苦茶な作業の尻拭いでドライブシャフトを外したままになっていたW126 500SE ですが、そこに計ったようなタイミングで 2.65 デフがリビルト完了して送られてきました。 (そのまま使えそうではあったのですが、点検も兼ねてのリビルトでした。程度は意外に良かったそうです。) 今年初めに換えたばかりのデフオイルを抜きまして 2.47 のデフを降ろします。 予想通り、本国仕様の 560SEに付いていた 2.65のデフはこの 500SEにポン付けOKでした。 もちろんデフマウントは新調しました。 デフの交換作業だけならドライブシャフトを外すところから計っても2時間もあれば出来ちゃいます。 取り付けられた 2.65のデフ 何か見慣れないプレートが付いています。 何とオプション仕様の純正 LSDでした。 どれだけ変わるかなあ、と期待しつつ試乗に出かけました。 ギアーは正直です。 当然ですが、ギア比の分だけそのままダイレクトに変わります。 1速2速で加速する部分が一番分かりやすいのですが、もっと上のギアでもマニュアル車で5速のまま加速するのではなく、4速にシフトダウンしてアクセル踏むくらいの違いがあります。 これで夜中の首都高の料金所を抜けてからの本線合流でも怖い思いをしなくて済みますし、高速でもクラウンやフーガに引けを取りません。 ドイツ本国では、500も560もファイナル比はこの 2.65が標準です。 日本とアメリカだけがどういう訳か 2.47なのですが、少なくとも後部座席ではなくて自分で運転する前提の500SEでは、2.65 が本来の正しい姿だと思います。 速さに関しては、上を見れば限がありませんし、126は126であって 124の500Eなどとは求めるものが違う訳ですから、これでほぼ満足です。 この後一旦えちごやに戻って、タイロッド交換やエンジン調整してもらってそのまま帰京する予定です。 By OZW |