SL用ワイパーブレード
現行型SLのワイパーブレードのご注文を頂きました。 セットで定価2万円以上もするのですが、どうしてそんなに高いんだろうと思っていました。 ものが入荷したので、検品のときにじっくり見てみました。 小さな穴がいっぱい開いていて、もしかするとここからウォッシャー液が出たりして、なんて冗談のつもりで話していたら、本当にそうでした。 MAGIC VISION CONTROL というのだそうです。 トラックなどでは前からワイパーアームのところに噴射ノズルが付いているのがあって、それを乗用車に流用して付けているひともいましたし、BOSCHもJet Wiper という商品名で売っていたりしましたが、これらは要するにノズル位置がボンネットからアームに移動しただけのものでした。 今までものと比べると、格段に効率がよさそうです。 2本ワイパーだし、サイズ的にもW126 500SEに付かないかな?と考えたのですが、動画を見れば分るようにウォッシャーが出ているときはワイパーの動きもゆっくりになっています。 しかもワイパーが動いていく側だけに噴射していますから、噴射通路もワイパーの動きに合わせて切り替えています。 これらを制御するモジュールから作らないと無理そうです。 By OZW |