純正プラグコード
90年代中ごろからのメルセデスは、ダイレクトイグニションとなり、デスビから伸びるなが〜いプラグコードは無くなってしまいました。 ダイレクトイグニションの方が効率、制御などの面で優れているのは良く分かっていますが、プラグコードがかっこよくまとめられたメカメカしい?エンジンが結構好きです。(笑) 90年代中ごろまでのメルセデスでは、プラグコードの『セット』というものはほとんど存在しません。 コード、サプレッサー、スリーブなどなど単品での設定となっているのがほとんどです。 ダメになったところだけを換えられるので、合理的といえば合理的ですが、普通全部一緒に交換するでしょ。 BOSCH製やBERU製などのOEM製品でのセット品は存在しますが、入荷が悪くなってきているのが現状です。(いつ生産終了になるのかヒヤヒヤです。) そこで、ちょっと高くなるけど、純正品の供給はまだ安定しているはずので、純正品パーツを集めて、M103/M104エンジンのプラグコードを製作しようってことで始めたのが数年前です。 最近はユーロが高いので、ドイツからの輸入も良く吟味して発注しないと国内で手配した方が安かったってことになりかねないので、発注のタイミングが難しく、小心者の私は一度に大量に頼む勇気が持てません。 今回も少量ですが、少し前に発注したプラグコード一式が入荷してきたので、さっそくプラグコード製作にかかります。 ちょうど品切れだったのでグッドタイミングです。 造りかけてふと気付きます!! おや!頼んでいたコードが足りないよ。 確認してみると・・・。 なんと今回の出荷を最後にそのまま供給終了、足りない分はごめなんさい、ですって・・・。 今回足りない上に生産終了になってしまったのは、デスビからイグニッションコイルまでを繋ぐコード 115-159-0818 です! プラグコードは、デスビからプラグに行くコードと、デスビからイグニッションコイルまで行くコードが異なります。 デスビからプラグに行くコードは柔らかく、紐状の物が中に入っています。 デスビからイグニッションコイルまで行くコードは硬く紐状の物は入っていません。芯の導線の径(数)は同じくらいです。 重要なコードだと思うので生産終了しないでほしいです・・・。 SJに過去に取り寄せたコードがまだ残っていたので数個は組めそうですが、今回のを入れて5個分くらいでしょうか・・・。 生産復活してくれるのを期待したいです。 スリーブのカシメは、専用SSTを使ってしっかり作っています! 興味のある方はお早めに〜! 今回の分がなくなったら次は何時になるか分かりませんよ〜 By もっくん |