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次期車輛復活計画41

 
今回は天井の張替です。
500Eの天井は去年生産終了になって、世界で最後の1つをSJのお客様が購入され、以降新品の入手は不可能となってしまっています。
リプロダクトされない限り、垂れてきてしまった天井は張り替えるしか手がありません。

内装業者さんに丸投げというのも面白くありませんし、お客様からもよく相談されるので、具体的にどんな作業なのか知りたかったこともあって、作業のお手伝い可能なところにお願いしてみました。




アシストグリップは外した状態での撮影ですが、外す前からここまで酷く垂れ下がってきてしまっていました。



先ずは、Cピラーの内張りを外します。




続いて、Bピラーも。




天井アッセンブリーはサンルーフ付きの場合は、後ろのドアからでも、ぐるっと回しながらサンルーフからもそのまま外に出すことが出来ます。
今回は出すのも入れるのもサンルーフから行いました。
サンルーフ無しの場合は、基本的にはリアガラスを外すのだそうです。




次にサンルーフの内張りボードを外します。




取り出したサンルーフボード一式です




布を留めている爪を外せば、接着剤はそれほど強力なもので付けられているわけではないので簡単に剥がせました。




布を全部外し終えた状態の写真です。




天井本体のボードです。
手前側がフロントになります。




スポンジ部分が加水分解されていてボロボロでした。
多くは、この状態だと残ったスポンジのところがパサパサになっているので、タワシとかちょっと硬い毛のブラシでこすり落とすのですが、今回は全体的にネチョネチョしていたので、アセトンを使って拭き取っていくことにしました。




結構綺麗になりました。

ここで、休憩です。



By OZW



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