鼻先ダイエット
今年7月に走った夏の12時間耐久レース、今回力を入れたのが軽量化でした。 フロントボンネットはカーボン、リアトランクフードはFRP製、屋根もカーボンに換え、内装は全部剥がした上、リアガラスと後席窓ガラスはアクリル製に交換。 ここまでやると面白いくらいに鼻先がコーナーに入っていくようになります。 でも、これはサーキット専用車両と割り切ったから出来るわけで、普段公道を走るクルマではこんな極端な軽量化は出来ません。 普通に出来る一番手っ取り早い方法は、トランクの荷物を全部おろし、スペアタイヤも降ろしてしまうことでしょうか。 その次がガソリンは満タンにせず、常に少なめにして走ること。 あとは自分自身のダイエット(笑) 私の場合結婚前は今より10Kg以上軽量でしたから でも、実は数kgのダイエットで50Kgくらいの軽量化と同じくらいの効果が得られる方法があります。 鼻先のダイエットです。 嘘だと思ったら是非一度試してみて下さい。 10Kg程度の重りを助手席に置いて走ってみる。 これで違いを感じられたらF1レーサー並の感覚の持ち主でしょう。 次に同じ重りをフロントグリルかバンパーにでも縛り付けて走ってみてください。 かなり鈍感なひとでも確実に違いが分かるはずです。 500Eから取り外した純正の電動ファンとカップリングファンです。 6.2Kg ですが、純正シュラウドも外したのでもう少し重くなります。 今回取り付けるシュラウド一体型の電動ファン。 4.4Kg、その差1.8Kg 以上です。 取り払ってしまったエアポンプ。 4.6Kg 昨日のブログで取り上げたコンデンサーの重量差が 1.5Kg。 これら、全てはエンジンより前にある重量物です。 ATFクーラーは増設したのでATF分と合わせて2.5Kgほどの重量増ですが、トータル 5Kg 以上の鼻先の軽量化になりました。 たった5Kgと侮ることなかれ、助手席に50Kgのひとが乗る以上の違いがあります。 By OZW |