ウエザーストリップ
W124セダンのリアドア用のウエザーストリップなんですが、国内欠品、本国も在庫無しということで、このまま生産終了になってしまったら困ると思いまして、米国ディーラーに残っていた在庫分を慌てて全部(といっても左右3台分ですが)取寄せると同時に国内ディーラーさんにも5台分くらい発注しておきました。 そうしたら、先日国内ディーラーさんから、「入荷しましたよ」という案内が。。。 あらあら思ったよりも随分早いのね。 先日のステイバーのように国内、本国とも欠品状態が続いて、そのまま生産終了になってしまうものもあれば、今回のようにすぐに再生産というケースもあり、なかなか難しいところです。 生産終了になって自分の所だけ持っていれば、言い値で売れるから美味しいでしょ、と言われることがあるのですが、当社の場合、基本的に定価より高く売る商売はしませんし、たかだか知れた数のものが売れてしまえばそれでお終いです。 それよりも、生産復活して永続的なビジネスを続けられる方が、お客様にとっても私どもにとってもどれだけハッピーかわかりません。 そんなわけで、生産終了になりそうなパーツで、代替がきかないようなものは、たとえ当社の在庫がダフつくことになっても再生産になることを狙って、まとめて発注することがあります。 ちなみに、このウエザーストリップ、細部の作りがかなり凝っています。 密閉効果を考えて、Bピラー(センターピラー)に当たる部分だけ材質まで変えて作られています。 その辺の安い社外品は、単なる1本のゴム輪でしかありませんから、ドア閉める音も違ってきます。 ここは是非純正のクオリティーにこだわって頂きたい部分です。 ここを妥協したら、なんのためにW124に乗り続けるのかという一番大事な部分が崩れ落ちてしまうような気がします。 By OZW |