マルチリンクの交換は、下に降ろして作業したほうが上からも手が入るのでずっと簡単です。
ドライブシャフトを水平な状態になるように持ち上げておいて、ほぼ規定トルクで締めていきます。

ラジアスアームはアルミ製のワゴン用純正を奢り、キャンバーアームは当社以外では入手困難な品番変更前のオリジナルを使用。
ロワアームはブッシュ打ち換えてもよかったのですが、今回は純正アッシーが在庫で残っていたので、それを使いました。

もちろん、ショックはフロントに合わせてBilsteinを入れます。

サブフレーム全体が、こんな感じで以前より上に上がりました。

ドライブシャフトのブーツをめくってグリスアップです。
本当はサブフレームが下にあるときにやればよかったのですが、こういうこともあります(^^;;
ちなみに、ドライブシャフトに使用すべきグリスは、外側と内側で種類が違いますの気を付けてください。

最後に車載状態で１Ｇかけ、一旦少し緩めてから増し締めを兼ねてトルクチェックして完了です。

さらっと書いていますが、今ではきちんと交換できるところが数えるほどしかないことを考えると、この交換作業自体もこのクルマの付加価値になってくると思います。

By OZW