純国産鉱物油ベースのエンジンオイル
フィルターはオイル交換2回に一回の交換でもいいのでしょうが、せっかくオイルを新しくするのに、この部分に1L近く古いオイルが残ったままというのが気分的によくないので私は毎回交換しています。 一見、真っ黒に汚れているように見えますが、これはモリブデン系添加剤の色で、 指先で触ってみると、ざらつきも全くなく粘度もほとんど低下していない感じです。 今回はいつものフックス チタンユニバーサルのオリジナルブレンドの17.5W-45ではなく、えちごや1号機で全開しても熱ダレしなかったということで勧められた純国産 鉱物油ベースの 別注品。 ENDLESS OILと全く同じものです。 ベースオイルは国産オイルでは非常に珍しいチタンユニバーサルと同じ「VHVI(Very High Viscosity Index)」です。 鉱物油に水素化精製処理を施したもので、分子構造が均一で不純物が少なく、化学合成油に匹敵する品質を持つので、化学合成油と表記する場合もあるようです。 色が濃いせいか粘度表記以上に硬いような印象がありますが、入れてレーシングしてみるとむしろフックスより軽い感じがします。 もっとも、前回が17.5W-45、今回が15W-40なので、これは当然です。 前にも書きましたが、違うオイルを入れてすぐにエンジンが軽く回るとか重いとか、っていうのは単なる粘度表記の違いに過ぎず何の評価にもなりません。 例えばW124 500Eに0W-20くらいの何でもいいから適当なオイル入れてやればビュンビュン回るようになりますが、それがいいオイルなのかは別問題ということです。 オイルクーラーに全部回るくらい熱を加えてみてどうなるか、 どういう結果になってもまた報告したいと思います。 By OZW |