ブレーキローター研磨
先日、W124 E60のパッド交換したのですが、交換後フィーリングが全く違ってしまいました。 効き過ぎる感じです。 おまけに滅茶苦茶鳴くし・・・ 馴染んでないのかと思って順番にブレーキングを強くしていって最後に超高速からフルブレーキしてみたら、ジャダーが出るようになってしまいました。 どうやら、確認してみると今回はカーボン製のパッドが届いていたようです。 一般にカーボンパッドは低温時には効かなくてストリートには向かないと言われますが、このパッドは逆に低速時にも効き過ぎて乗り難いくらいです。 それはまあ慣れると思うのですが、超高速時でジャダーが出るのはかないません。 てことで、レース用ローターも多くこなしている研磨屋さんに出してローター研磨してもらいました。 歪計で計測してみると、案の定、左側のローターが0.05mm歪んでいました。 ローターそのものは前々回パッド交換したときに一緒に交換されていて、幸いなことに厚さはまだ十分あったものですから、今回は歪み分を研磨しても大丈夫そうです。 ちなみに、手で押さえている2枚の板のようなものは鉄粉が飛び散らないようにするブラシで、ローターを削っているのはその下の部分です。 一通り旋盤で削った後は、パッドとの馴染みを良くし初期制動を高めるためグラインダーを使った手作業で綾目加工します。 加工前 加工後 ジャダーは完璧に消えました。 ただ、やっぱりストリートでカーボンパッドは効き過ぎて乗り難いです。 By OZW |