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103エンジン載せ替え その8

 
全部つないで、さあ水入れるぞ、というところまで来ました。




例のごとくクーラントを入れる前に真空引きです。

案の定というべきか、微妙にどこかから吸っている感じです。
北さんの190Eのときのように盛大に吸ってるわけではないので耳を澄ませて聞こえるレベルではありません。

が、今回もっくんには心当たりがありました。
ヒーターポンプから出る1本のホースのクランプなんですが、嫌な予感がしてあまり強く締めていなかったようです。
やっぱりあそこだよなあ〜、と言いつつ
ほんの少し増し締めすると、予感的中!!
いや、悪いほうの予感ね。




ポキッ
ポンプからウォッシャータンクヒーターに向かうホースの取付け口です。

プラスチックの細い管がエキマニの近くに30年近くいれば、そりゃあ風化して脆くもなりましょう。
ほとんど力入れてないのに折れましたから、今回セーフだったとしても走行中の振動だけでもいずれ割れていたと思います。
走行中じゃなくてよかったと思うことにしましょう。

ただ、オーナーさんの意向で、これまで物凄い勢いであちこち新品パーツに交換しているんですよねぇ。
これ以上予算が膨らむのも気が引けますし、このポンプが在庫切れになっていることもあって、




部品取りの並行車を見てみると、ホースの取り回し方が少し異なりますが、移植できそうなので今回はこれを使うことにします。

上の折れたディーラー車用が、ポンプ本体からウォッシャータンクに行くホースを分岐させているのと違って、こちらの並行車用ポンプは、三叉ホースで分岐させています。
こちらのほうがむしろ信頼性は高そうです。




移植完了。
その後の漏れチェックもOKでした。

あとは油脂類入れて、エンジンに火を入れ、エアコンガスを入れればようやく納車です。



By OZW





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