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W124 300TE 足回りのリフレッシュ その5

 
昨日の続きです。

ミッドシールの交換は、前後方向のシャフトを抜いてしまって交換する方法もありますが、今回はシャフトは抜かずに交換します。




30mmのディープソケットでナットを緩めて抜いてから、ペラシャとつながるジョイント・フランジはプーラーで引張って抜きます。




シャフトやデフ本体側を傷つけないように、ミッドシールを抜き取るのですが、今回は二つ穴を開け、そこに爪を引っかけるようにして抜き取りました。
シールは割とすんなり抜けたのですが、その奥にあったミッドシールの位置出し用のワッシャーが固着していて、ちょっとコジって取ろうとすると・・・




やっちゃいました(^^;;
そのワッシャーの爪が一箇所折れてしまいました。

こんなパーツ、供給あるんだろうか?
自分で調べると予想通り国内在庫は無し。
本国にあるかどうか・・・

すると北さん@部品部長が、「うちにあるはずだよ」
自社在庫のデータベースを叩いてみると、




なんと3個もあるじゃないですか!!
随分前に10個取ってあったようです。
残り3個ということは、同じように折れてしまったケースが他に7件はあったということですね。
仲間がいて良かった(笑)




サイドシールのものより一回り小さい塩ビ製SSTを使いまして




こちらは、面一になるように圧入すればOKです。




エンド側はオイルストーンで面出ししておきます。




当然カバー側も同様に面出ししておかないと、ここから漏れてしまうことになりますので、ここは丁寧に。
液体パッキンを塗って、ボルトを均一に締めていってデフは完了です。

今までのところは、運も味方してか気味が悪いくらい順調です!?



By OZW






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