カーボンパッドはきつい
低温時にはカーボンパッドだと効かないなんて、少なくともこのパッドに関しては大嘘です。 温度関係なくいつだって馬鹿みたいに効きます。 ハードブレーキングなんて全然してないのに効き過ぎて乗り難いのです。 ブレーキで荷重コントロールとか試してませんが、フロントだけカーボンにしちゃったので、前後バランスが崩れていそうで、サーキットでも乗り難いかもしれません。 カーボンパッドは最初にハードブレーキングを繰り返してローターにカーボン被膜を作ってしまえば、ローターの持ちはいいけれど、街乗りだけだとむしろ攻撃性は高いと言われていますが、それは本当のようです。 街中50kmほど走っただけで、研磨したばかりのローターがスジスジです。 やっぱり以前のメタルに戻そうと思ったら、欠品ですって。 それなら、ということでえちごや皆口氏に頼んで、特注してもらいました。 左が外したカーボンパッド、右が特注のメタルパッド。 青ってちょっと微妙なんですが、 この上にスプリングプレートを被せちゃうので、どうせ見えません。 試乗に出かけると、うん、やっぱりこれです。 ブレーキパッドは摩擦係数が高ければいいって訳ではありませんね。 一番重要なのは前後バランス、次にブレーキペダルを踏む力と制動力が直線的に比例していくか、だと思います。 カーボンパッドは、ストリートでは立ち上がりが早すぎて踏力と制動力の関係が二次関数的なのです。 慣れると思ってたけど結局慣れませんでした。 By OZW |