ATF添加剤
Wako'sの一押しのATF添加剤です。 多少の滑りなら直っちゃったかと思うくらいの改善効果があるという評判なんですが、次の車検まで持ってくれればその後は車を買い替えるからいいや、みたいな使い方ならともかく、そんなの根本的な解決じゃないじゃん!ということで今まで無視してきた製品です。 そうしたら、「もともとは滑ってるAT用じゃなくて、現状不具合のないATでも、トルコンの効率改善とクラッチの伝達効率向上効果で、トルクアップと素早い変速を実現して走りがスムースになって燃費もアップさせる目的で開発したんです!」と営業さんが熱弁するものですから、そこまで言うなら一回試してみましょう、ということになりました。 テスト車両は、現状何も不具合がない私のW126 500SEです。 それでも、強いていえば、冷間時に走り出すと、シフトアップしていくタイミングが遅いのは気になっていました。 注入はATFのレベルゲージを抜いて、そこからになるのですが、赤いキャップのロックの外し方ってどうだったっけ?とちょっと悩んでしまいました(^^;; 黒い部分を上に90度上げるだけですね。 中身は思っていた以上にシャビシャビなので、入れるのは全く苦労しません。 もっとドロドロしたものでATF全体の粘度を上げて伝達効率上げてるだけじゃないかと疑っていたのですが、そういうことではなさそうです。 Wako'sの説明によると、負荷がかかったときだけ、その負荷に応じて粘度が上がっていくものらしいです。 でんじろう先生がテレビでやっていた、片栗粉を水に溶かしたものを、上から思いっきり足踏みすると瞬間的には個体のようになって下に沈まない実験があるのですが、そういったイメージみたいです。 温間で注入してそのまま10kmほど走ってみましたが(つまり冷間ではまだ走行していません)、今のところ顕著な変化はありません。 近々 350kmほど走る予定があるので、その後どうなったか、報告したいと思います。 By OZW |