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W124 E500 快適化計画 その3


さて、今度はNIIBE ATFパンを取り付けます。




先ずはATFを全部抜くのですが、この500の場合、換えるのが勿体ないくらい綺麗でした。





コンバーターからも抜こうとしたら、マフラー外さないと抜けないんだった。
いや、このところATF交換した500って全部マフラーは変わっていて、どれもこの部分のパイプはデュアルでそのまま後ろに向いていたものばかりでしたから、オリジナルのマフラーの形を忘れていました(^^;;





ご覧のとおり純正のATFパンって斜めってるんです。




当然NIIBEパンも同じように斜めになっているのですが、わざわざそれに合わせてフィンの角度を付けているんですね。
このフィンの角度を、エンジンオイルパンに合わせて統一感を出したいというのは分かるのですが、それだとパン側面と底が垂直でないのですから、砂型ひとつからは抜けません。
で、わざわざ大小2つの砂型を組み合わせようです。
制作者自身の言葉を借りれば
「構想5年、製作3年の長きに渡り、熱い思いと理想、偏執に近いこだわりを込めて、多くの時間と夢を注ぎ込んだ逸品」
ってのが頷けます。




オイルパンの時と同じ手順で取り付けまして




マフラーパイプを戻すと、フィンとパイプのクリアランスが一番狭いところで数mmしかありません。
この部分は車のほうの個体差があるみたいなのですが、この500の場合はちょっと不安が残るクリアランスになってしまいました。




フィンの部分を少しだけ削ることにしました。




これだけ空けておけば干渉することはありません。




取付け完了して、この景色を眺めてみると、コスト度外視してフィンの角度や質感にこだわった理由がよく分かります。
こんなのでも10万円もするなら、NIIBEパン、滅茶苦茶リーゾナブルだと思いませんか?



By もっくん



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