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静か過ぎる500E

 
今年5月に全塗装が仕上がってきたW124 500Eですが、機関系の整備、排圧可変マフラーの取付け、それから徹底的なマイバッハ化作業がようやく仕上がって、本日試乗に行ってきました。




先ずは市街地走行です。
走りそのものは23万kmオーバーのクルマとはとても思えないスムースな走りで、今でも十分通用するトルクもあります。
でも、何か不思議な感じです。
エアコンのブロアファンの音と時々回る電動ファンの音しか聞こえてきません。
エンジン音は耳をすませば聞こえてきますが、排気音に至っては何も聞こえてこないのです。
電気自動車に近いくらいです。




バイパスから高速に入ってアクセルを踏み込み、3,000rpmから排気バルブが開くと、ようやくV8らしいサウンドが前後から響いてきますが、それ以下だとサウンド的にはまるでW140に乗ってるみたいです。

実はこの排圧可変マフラー、グラスウールなどは全く使っていません。
タイコの内部のパイプの加工で音を消しているのですが、この部分は作るたびに進化してどんどん静かになってきています。
さらに、今回のマイバッハ化は新素材を全面に使って防音したものですから、これまで以上に防音効果が高くなり、静かすぎるくらいの仕上りです。

もう一台別の500で同じ防音材を使ってマイバッハ化作業を施工中なのですが、ここまでやってしまっていいのか再打ち合わせが必要かもしれません。



By OZW




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