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W126 500SE サーモスタット交換

 
このところ寒くなったせいか水温がなかなか上がりません。
それが今日になって更に酷くなり、20分くらい走ってようやく80度になる感じです。
その間ヒーターも効かず寒いし、どうやらサーモスタットがお亡くなりかけているようです。
コンビネーションレバーの交換ついでに(全然別作業なのでついでしゃないけど)、サーモスタットの交換も行うことにしました。




サーモスタットだけの交換なので、難易度は高くないのですが、M117エンジンのサーモスタットはこのイラストを見て分かるようにウォーターポンプに横向きに刺さっているので、ちょっと面倒です。
3本のボルトを抜くだけなのですが、赤丸で囲んだ奥側の穴に入るボルトに手が届きにくいのがネックです。




実物はこんな感じ。
上側と手前のボルトは簡単に抜けますが、奥側のボルトは見えません。




とりあえず、クーラントを抜きます。
ラジエターのドレンはすぐに折れますし、これがラジエター穴の奥の方で折れちゃうと面倒なことになるので、ロアホースを外して抜いたほうが無難です。




さて、奥側のボルトですが、リフトアップして下からアクセスしたほうが楽です。
今回は上から出来ないか確かめるために敢えてリフトアップせずに作業してみました。

一応上からでも手は入りますが、この写真にあるようにソケットの頭を押さえていないとラチェットが外れてしまいます。
なので、頭を手で押さえつつ腕の部分も使って少しずつ緩めていく感じになります。




コツをつかめば案外すんなり外れます。




右側が外したサーモスタットです。
自慢じゃないですが、クーラントの管理がいいのでとても綺麗です。
開きっぱなしになってるのかと思いましたが、そんなこともなく、見ただけでは左の新品と何も変わりません。

取付けは付属のゴムパッキンを、右側のサーモスタットと同じように取付けて、エア抜きのポッチが真上を向くように取付けて元に戻せば完成です。



By OZW




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