「バルケッタ」「ロードスター」「スパイダー」 は屋根を開けて走るのが基本、降雨時など
には閉められるよ、というもの。
「カブリオレ」「コンバーチブル」 は、普通は屋根を閉じて、陽気がいいとき、気分のいい
ときには開けて走ろうよ、という車。
雨の多い日本では、2台目の完全に趣味の車で基本晴れた日にしか乗らない、てのでなければ
「カブリオレ」「コンバーチブル」が現実的な選択かもしれません。
いや、現実的に考えればそもそもオープンなんて選ばないと言われればそれまでですが。
確かに屋根を開けるということのために、色んなことが犠牲になります。
強度補強による重量増、それによる加速と燃費の悪化。
屋根を畳んでしまっておく為のスペースが必要なわけでトランク容量は半分以下。
特にソフトトップの場合左右斜め後方の視界が悪いので、バック時の車庫入れなどが大変ですし
死角に覆面が入ってしまうとお手上げです。。
実際、私の場合、過去3度高速で止められたのは(3度とも走行区分違反)全てソフトトップの車
でした。
でもね、やっぱり良いんです、屋根のない車。
とはいえ、我が家の場合、最低限大蔵省の認可条件である「4人がちゃんと乗れる」オープン
ということになると、これが意外に少ないんです。
5〜6年前になるでしょうか、ちょうど仕事でベルリンに行っていたときメルセデスディーラー
を覗いてみると日本ではまだ発売されていなっかたCLKカブリオレが飾ってあるではありませ
んか。
まず後ろの座席に座ってみると、セールスに「この車で真っ先に後部座席に座ったのはお前が
初めてだ」と言われましたが、ここが一番大事なチェックポイントです。
硬くて背もたれが立ちすぎて少々窮屈ではありましたが、大人でも1時間くらいなら大丈夫
そうです。
何より座高の高い私の頭がどこにも接触しないことに感動。
上の息子が小学3年、下の娘が保育園、今を逃したら次は子供が成人してからでしょう。
そこまで生きてるか分からないでしょ!と訳の分からない理屈で細君を説き伏せて帰国後すぐに
注文してしまいました。
その2につづく
by OZW
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