1992年式 190E 2.6 スポーツラインの車体に現行のC 250 に積んでいるOM651 コモンディーゼルエンジンを移植した車です。
メルセデス自身がデモ用に製作したもので、売り物ではないようです。

190自体にもディーゼルエンジンのものは存在していたのですが、最終型のOM602エンジンは、90馬力で確か 0-100Km/h加速が、18秒とかだったと思います。

これに対しOM651を積んだこちらの 190は、204馬力、500Nmのトルクということですから、トルクは 2.5-16 EVO2 の 2倍以上、0-100Km/h加速も6.2秒で190Dと比べると３倍くらい速くなっています。

しかも、100Km走行するのに 190Dより 2.4L少ない燃料でいけるという話ですから、この２０年でボディーは退化してしまったかもしれませんが、エンジンは確実に進歩しているんですね。

by OZW