OEMのせい? (その2)
OEMのせい? (その1) からの続きです。 今年はちっとも暑くならないせいか、待てど暮らせどラジエター交換作業が入って来ません。 報告いただいたお客様にはお調べして必ずお返事しますと言ってしまった手前、いつまでも知らんぷりは出来ません。 それではという事で会社の許可を取り純正のラジエターをひとつこのためだけに仕入れました。 純正の右サイドタンクにもBEHRの打刻があります。 上が純正、下がBEHR OEM。 純正にはスリーポインテッドマークの刻印がありますが、外観上はラベル以外に違いは見当たりません。 左タンクを外してみました。 上がBEHRで下が純正です。 中央の仕切り部分は全く同じでどちらもシールはありません。 タンクは全く同じBEHR製でBEHRナンバーも同じです。 問題のコア部分です。 下が純正で上に乗っているのがBEHR製です。 重さも何にも違いません。 詳しい材質とか成分までは調べていませんがこれはどう見ても同じです。 第一チタンとかじゃないわけで、わざわざ材質変えて別のものを作るほうがかえってコスト高になります。 結論としては、現在メルセデスから取る純正品と現在BEHRから取るOEM品は、ラベルと箱以外は全く同じものだったということです。 それじゃあ、件の工場長さんが大ウソつきだったのかというと、必ずしもそうとは言えないところがあるんですね。 その3に続く By K |