眠らない中国
このところ毎晩のように中国国内のサイトを見て回っています。 車関係の怪しいコピー商品を調べているのですが、残念ながらどうも予想以上に流通してしまっているようです。 この話はまた後日詳しく報告しますが、今日は別にびっくりしたことがあったのでそちらのお話を。 いくつか中国サイトを覗いてみると気づくと思いますが、HPを開くと同時にチャット画面が立ち上がるところが多くあります。 用があったら呼んでくれ、というところもあるのですが、何も言わなくてむこうから「May I help you?」って話しかけてくるところも珍しくありません。 その中で、あるテスター関連の会社なのですが、アクセスすると夜中だろうが早朝だろうが、必ず話しかけてくるところがありました。 こんばんは、と言えば、こんばんはと応えて、続けて「何をお探しですか?」と聞いてきます。 よくできたプログラムだなあと思って、どんなものを扱ってるのか?とか日本語対応になってるのか?などといった質問をしてみたら、ちゃんと的確に答えてきます。 まさか、24時間人間がリアルタイムに対応しているのか? と思って聞いたら、なんと本当にそうでした。 でも、その勤務体系を聞いてさらにびっくりです。 そこはネット対応の従業員が2人いて交代で勤務しているらしいのですが、なんと1ヶ月交代の24時間勤務なんだそうです。 はじめ「1ヶ月交代の24時間勤務」って、どういう意味なのか分からなかったのですが、なんと最初の1月間は24時間勤務、翌月が朝8時から夜8時までの12時間勤務、これの繰り返し、って意味なんです。 いやいや余計に意味が分かりません。 じゃあ、いつ寝るんだよ??と思ったら、夜中の1時くらいには寝るんだけど、ノートPCを枕元に置いておき、誰かがアクセスしてきたら起きて相手をするんだそうです。 歩合制なんでとにかくひとりでも余計にお客を捕まえたい、ということらしいのですが、この凄まじい商魂は一体何処から来るんでしょうね? 恐るべし、中国です。 By OZW |