260E A/Tオーバーホール奮闘記-12
さあさあ、どんどん組み込んでいきましょう! ディスクサーポートK2に、インナーディスク(350)と、アウターディスク(355)、その他を、K1を組んだ時と同じようにして組んでいきます。 図の赤部分です。 ピストン(320)を、ディスクサーポートK2(310)に、入れる際には、シールがめくれない様、細心の注意をはらい組みます。 一度経験したせいか、K1を組むときよりは、うまくいきました。 ディスクの内側は、ギヤになっています。 プラネタリーキャリアーのギアがここでかみ合うので、細いマイナスドライバーなので、歯をそろえて置くと後の作業がしやすいようです。 見て下さい! A/T本体の内側です。 とてもきれいでしょ! がんばって洗いましたからね! 数日乾燥させておきましたが、凹みなどに水が残っていると、大変です。本体に部品を組み込む前は、水分が残っていないか十分チェックしましょう。念のため各部をエアで吹いておきましょう。埃飛ばしにもなりますし!(※写真はフランジ取り付け後です・・・) それから、ガバナーを取り付けます。ガバナーの先っぽのヘリカルギアですが、なんと樹脂製(プラスチック)です! そんなに高い物じゃないから変えとけよ!って言われていた部品です。 これのほかに、2つ樹脂製のギアが使用されています。 ということで、この図の160、145、は、今回新品に交換しました。 もう一つは、スピードメーター用のギアですが、これは、オートマの動きに直接関係するのものではないので、ま〜いいでしょう。ってことで再使用です。 画像の赤矢印のシール(EPCではBUSHING)ですが、現車に付いていたものは金属製でした。 見た目はアルミのようですが・・・。 上の図の25番です。 EPCでは、A/Tシールキット(オーバーホールキット)に含まれるというマークがついています。番号の横に○に毛が4本生えたようなマークがそれです。 しかし実際は、キットの中には含まれていません。品番変更で、樹脂製になったようです。 EPCのミスと思われますが、品番変更で材質が変更されているので、せっかくだから変更後のものに交換しておきましょう。ってことに。 もちろん事前に皆口氏から聞いていたので、部品は手配していたのですが、こういったことは、実際に作業されている人しか分からないことで、非常に参考にないました。 By もっくん |