260E A/Tオーバーホール奮闘記-17
さあラストスパートです! A/T本体下部に各分を取り付けていきます。 金属プレートの上部に紙質のガスケットを入れはめます。 このガスケットはどうやら材質が変わっているようです。 それからボトムカバーの取り付け。 このボトムカバーの内側も迷路のようになっていて、フィルターとバルブが付いています。 ここに付くフィルター(赤丸部)は、品番変更されています。 旧品は、金属製で、網の目も粗いです。変更後のものは、網の目が細かく、フレーム部は、樹脂製となっています。ごみは通りにくくなりますよね! 樹脂製でも造りはしっかりしているように思います。 ただ以前別のW124で、ATFを交換する所を見たことがありますが、A/TクーラーホースからATFを抜きはじめたところヘドロようなものが出てきたのを見たことがあります。 ATFを交換していないと、クラッチディスクのカスなどと混じり、ヘドロのような感じになってしまうようです。あの状態のものだと、目の細かいフィルター部で、詰まってしまうような気がします。やはりATFは、定期的に交換しないといけないな〜とあらためて思った次第です。 金属の配管をつり付けて、スクリューで固定します。 AT最後部のカバーを取り付ければ、後は、フィルターと、バルブボディーだけです〜! おお〜ようやくここまできたぞ〜! そうそうトルクコンバーターも洗浄しておかなと・・・。 ドレインから古いATFを抜いて、中心部から新しいATFを入れる。その中心部にシャフト(解体したATの部品の物)を差して、ひたすらシャフトを回す。これでも かってぐらい回して、ATFを抜く。 これを繰り返して、出てきたATFがきれいならOKって感じです。あの真っ黒なATFがきれいになるまで、4回も、これを繰り返しました。ATFを7リットルほど使用しました・・・。 バルブボディーは、会社に持ち帰って、仕事が終わってから、さくさくバラして洗浄する予定です。 ゴール間近です! By もっくん |