ブレーキテスト
「ヒーローしのい」は全長1350mのショートサーキットで、120〜130Km/hから10Rのヘアピンに向けてのフルブレーキングポイントがあって、一般道走行を前提にしたブレーキテストとしてはちょうどいいコースでした。 この程度のスピード域でも既に馬脚をあらわしたパッドもありましたが、ここでは問題なくてもやはり200Km/h近いところからのフルブレーキングは次元が違うようです。 先日のSUGOサーキットではホイールが汚れないという謳い文句の社外パッドが入っていたのですが、アウトバーンなどでは普通にあるだろうフルブレーキング状態ではブレーキペダルの踏力とブレーキの効きがリニアに比例していなくて高速サーキットでは正直使い物になりませんでした。 それで、昨日の仙台ハイランドでは純正OEMのJURID製に交換したのですが、これがびっくりするくらい良いんです。フェードしないのは当然としても、見事な効きでブレずに真っすぐに止まります。 「レベルが違う」という言葉がぴったりです。 アウトバーン走行を前提としたベンツOEM製品のクオリティーの高さを再認識できました。 日本の高速道路は100Km/h制限なんだし、200Km/hからのフルブレーキングなんて関係ないだろうと言われれるかも知れませんが、それをいうなら、輸入車なんて乗っていないで軽自動車でも十分、ということになってしまうのではないでしょうか。 やはりSJはあくまでヨーロッパ車の部品だと言えるものだけを扱っていきたいと思います。 自分の車だったら付けたくないと思うようなパーツは売りたくないですもの。 By OZW |