那覇大綱挽まつり
毎年10月の体育の日を含む土・日・月の3日間で開催される那覇大綱挽まつりですが、今年も約30万人の多くの人出で賑わいました。 見所は那覇の国道58号線を封鎖して行われるギネス級の大綱挽(全長186m、総重量約40トン)なのですが、太鼓が鳴り響く中、挽手約1万5000人がひしめきあいます。 この大綱挽、琉球王国時代からの伝統文化催事ですが、1935年(昭和10年)を最後に途絶えていました。 沖縄の祖国復帰の前年1971年、時の平良良松那覇市長により市制50周年記念事業として「10・10那覇空襲」の日に復活しました。 そうなんです。 10月10日は、本土では1964年の東京オリンピック開催日を記念した体育の日とされたのですが、ここ沖縄では1944年の沖縄大空襲の日なんです。 そんな由来はとにかく、ものすごい人だったので、帰りの渋滞のことを考えて途中で帰ってきてしまったのですが、あの熱気は相当なものでした。 By 石川 |