エンジンマウント 純正との比較
今回は、部品屋らしく(笑) エンジンマウントの純正品と準OEM製品の比較です。 純正品とOEM製品の比較は過去に何度かこのブログでも紹介してきました。 最近では、販売自粛にまで至ったBEHER製OEMのエバポレーターとか。 今回のお話しは、W124 E320 M104エンジン搭載 に使用する、エンジンマウントです。 メルセデスのエンジンマウントに関して、純正OEM供給のほとんどをまかなっていたメーカーは LEMFORDERとBOGEでした。 ところが、M104用はどちらも生産終了になり、現在入手できるOEM製品は、CORTECO製のみになってしまいました。 ただ、CORTECO自体は、確かに純正供給メーカーなのですが、このエンジンマウントも純正供給していたかどうかははっきりしません。 そこで、最初に「準OEM製品」と書いたわけです。 それでは、早速比較してみましょう。 上の段、どちらも向かって左に置いてあるがCORTECO、右が純正です。 外観上は、全く同じです。 CORTECO品番が記載してあるか、純正品番の記載があるかの違いです。 では、重さを計ってみましょう。 下の段、左の写真が CORTECO製 1000g ジャスト! 右側、純正品 980g 意外に純正の方が軽かった。20gですが。 良〜く2つを見比べてみると、画像右側、ゴム部分の型の跡がしっかり出ている、バリなどの処理が丁寧なのが純正です。 バリなどの処理の差で20gなのか、製品の誤差の範囲か分かりませんが、違いはあります。 特に細部のクオリティーは明らかに純正の方が上です。 中身まで比較していないので、あくまでも外観上の違いしか分かりませんが、私自信が、260Eや190EにCORTECO製を使用した感想からは、何も問題があるように感じませんでしたし、SJでも良く売れている商品で、今までクレームはほとんどありません。(0ではありません。でも、純正も0ではありません) 値段が同じなら純正品しか勧めませんが、やはり価格差は大きです。 メンテナンス部品は、出来るだけ安く抑えたいのものです。使用場所とそのブランドの信頼性を考慮してベストなものをチョイスしてお勧めしていきたいと思います。 By もっくん |