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極上車?


126のヘッドユニットとウーハーの取付けに行ったときに入庫していたW124 500E。
走行5万5千Kmという極上車?を最近入手したばかりで、先ずは足回りから順に整備しされていくそうです。
内外装はとても綺麗で、ぱっと見ただけですが、程度良さそうな雰囲気は醸し出していました。

でも、考えてみれば、確かに20年以上前のクルマで55千Kmというのは全然走っていないということになりますが、もしこれが2年前の車で55千Kmといったら、極上車どころか過走行車ということになって売りに出せば買いたたかれるくらいのレベルです。
何もしてなければ、あちこちトラブルが出始めてもおかしくない距離ですから。

そう考えると、この時代のメルセデスは距離よりはむしろ現在の状態のほうが重要です。
フロントインサイドパネルのビビなど車体のヤレにしても、距離よりそれまでの走り方のほうが影響は大きいですし、距離ばかり気にするのはどうかと思います。

流石に20年ですからね。
全く走っていなくても、どのみち全部手を掛けなきゃいけないわけですし、インサイドパネルが仮に割れていても補強もできるわけですから、これから購入する人は割り切りと覚悟が必要かもしれません。




ただ、内装だけは他の機能部品と違って欠品、生産終了のものが増えてきていますので、オリジナルにこだわるのでしたら、ここだけは気にした方がいいかもしれません。
このクルマくらい綺麗なら、高くても仕方ないと思いますが、内外装結構酷くて距離だけ行っていない500が物凄い高値で取引されているのを見ると、なんだかなあと思ってしまいます。






By OZW



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