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5Lの熱害


家族でドライブに出かけた先、お土産屋さんの駐車場に停めて戻ってきたら、ついさっきまで調子よく回っていたエンジンなのに、いきなり動かなくなってしまったそうです。

どうにもならなくてレッカー移動、そのままうちに運ばれてきたという次第。
当然家族からは大ブーイング、こんな車とっとと売り払って国産新車に買い替えろなどと、ここぞとばかりにせめたててこられるのは、旧車愛好家の多くの家庭の共通事象でしょう。




原因はどうやらイグナイター(EZL)の故障のようです。
こいつだけは本当予告なしに、突然壊れます。
何の予兆もありません。

実は、この車、えちごやチューンの車両の中では珍しくイグナイタークーラーが付いていませんでした。
(一応勧めたけど要らないと言われたのだとか)
もともとが400Eベースで、今年の5月までは4Lだったものですから、500EやE60ほどには発熱の問題はないだろうとオーナーさんは考えていたかもしれません。
5Lにして発熱量が増えて壊れたのか、そうでなくてもちょうど壊れるタイミングだったのかは分かりません。
ただ、電動ファン化されていたので5Lにした後も水温の問題は全くなかった代わりに、エンジンルーム内の温度が上昇し、それまでよりEZLへの負担が増えたのは間違いなさそうです。


By OZW





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