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W126 500SE エアクリナーボックス その6


K&Nの純正交換タイプのフィルターを使う前提で、パンチング部分は出来るだけカットしてしまいました。
本来は蓋を持ち上げる高さを決める前に、パンチングのカットをしておくべきだったのですが、R107ではカットしたほうが好成績だったのと、前に書いたように、フラップ式のポテンションメーターの吸気量計測は結構雑なので、少々無茶してもアイドリングが不安定になったりすることはないだろうということで実行してしまいました。




全ての隙間をしっかり塞いでみると、やはり仮留めで実験していたときとは多少違ってきてしまいますが、メーカーの実験じゃないので、それは気にしないことにしましょう。




雨の中試乗に行ってきました。

アイドリングは、やはり仮留め状態のときより安定していて、今では純正と全く変わらりません。
空ぶかししてみると、フケもよくなっているのが分かります。
ちょんと踏むと5,000rpmくらいまでビュンッと回ります。

街乗りの印象はあまり変わりません。
ところが、高速乗って床まで踏むと、シフトダウンして6,000rpm超えるまで一気に淀みなく綺麗に回ります。
途中、谷になるところは全くありません。
ハーフスロットルでずっと加速していくときも同じです。
超優等生のセッティングです。

でも、逆に言うと谷がないということは山もないわけで、面白みに欠けるような気がします。
R107 560SLの場合は、足りていなかった空気を得て 4,000から5,000rpmでカムに乗る感じがあるのですが、W126 500SEの場合は、空気は足りたけど今度は上でガソリンが足りなくなってしまっているのかもしれません。


By OZW





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