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103エンジン載せ替え その10

 
エンジンは非常に調子よくなった300TEですが、ここがよほど気に入ったのかなかなか出庫したがりません。



苦労してようやく綺麗に嵌ったと思ったフロントウインドウ下のゴムモールが朝になったらまた浮いてきてしまっています。




クリップが開いて、矢印の爪が丸くなってしまっています。
分かってはいたのですが、内装用補修テープをモール側に貼ったりして何とか収まったのですが、ダメでした。
クリップくらいケチるなよ、と思うかもしれませんが、ある程度使えそうなものは使わないと、この時代のクルマを修理する時には何もかも全部新品交換ということになってしまいます。

ただ、今回は判断ミスだったということです。
せっかく付けた色々なものを外してクリップを交換。




真空引きしてエアコンガスを入れようと思ったら、結構な勢いでどここから漏れています。
逆にここまで漏れてくれるとサービスバルブ以外に考えにくいので、焦らずに済みます。




他は純正新品を使ったのですが、一箇所電装屋さんに出して作ってもらった箇所に付いているのが純正ではなかったので、中の虫を交換してみるとビンゴ!
やはりエアコン関係は出来るだけ純正品を使うのがよさそうです。




ようやく試乗に行けました。
入庫時に一度試乗していますが、その時に比べると完全に別物になっています。
交換前のエンジンは単にくたびれていただけではなく、あれは壊れていたんですね。

確かに 3.2Lの104エンジンにはピークパワーでは敵いませんが、街中走行ではむしろ3L 103のほうがワンカムならではの低速トルクでキビキビ走ります。
距離走った103だからこんなものでしょう、なんてのは整備不良の言い訳に過ぎないことを再認識させて頂きました。

さて、このブログ更新も含め明日から年明け4日までお休みを頂きます。

すでに謎のアイドル不調の500Eがお待ちかねですので、年明けはそのシリーズになるかと思います。

今年1年こんなブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。
来年もまた宜しくお願い致します。


By OZW





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