速効性吸気系洗浄システム
WAKO'S RECS(Rapid Engine Cleaning System)というエンジン洗浄をエスファクトリーでやってきました。 実は、以前プラグ交換したときにプラグホールからCCDカメラを入れて中を覗いたのですが、ピストンヘッドに大量のカーボンが堆積しているのを見てしまったんですね。 北海道で25年の間に4万8千Kmしか乗っていなかったということは、多分ちょい乗りばかりだった可能性が高い訳で、そりゃあカーボン溜まります。 市販のガソリンタンクに入れるクリーナーだとインジェクターなどは綺麗になりますが、大量にピストンヘッドについているようなカーボンにまではなかなか太刀打ちできなさそうです。 業務用のエンジン洗浄システムはいろいろあるのですが、一番後発のWAKO'Sのものが一番効果があると、営業さんは力説されてました。 それは本当かどうかは分かりませんが、この手の多くは確かに汚れは落とすけれど、シールへの攻撃性も結構あったようで、そのトラブルのおかげで撤退してしまった業者さんもかなりあったと聞きます。 WAKO'Sのは、某自動車メーカーから、洗浄能力は他のもの以上にしつつ、シールへの攻撃性は極限まで弱めたもの、という依頼があって開発されたものということなので、一番安心できそうです。 それで、エスファクトリーの柴田さんにお願いして、ほとんど私のために導入してもらったという訳です。 点滴のように30分から1時間くらいかけて注入していきます。 このときの排ガスはそれほどでもありませんが 入れ終わって、回転上げていくと、かなりの量の白煙が出ます。 10分くらい空ぶかししてようやく落ち着く感じでした。 でも、回転がスムースになってアイドリングは気持ちいいくらい安定するようになりました。 施工料は、税別で 4,000円 + 溶剤代金 (100cc で 1,000円) だそうです。 使用する溶剤の量はおおよそ排気量の10分の1、つまりW126 500SEなら 500ccくらい使用します。 エンジン洗浄を考えているなら、こういったシステムの中では断然安いですし、安全性と効果を考えても、これはお勧めです。 特にちょい乗りが多い車、渋滞路を走る機会が多い車、そうでなくても普段アクセルペダルを床まで踏み込むようなことをしない方には、効果大だと思います。 By OZW |