次期車輛復活計画44
前回説明した手順通りに各ユニットをボックスに戻していったのですが、E-GASコントロールユニットだけ、ちょっと固くて入れるのに苦労しました。 横着してボンネットを半分開けた状態でやろうとしたので上から力が入れづらかったのが原因です。 ボンネット全開で真上から両手で押したらすんなり嵌ってくれました。 作業完了後、夜中にちょっと首都高を流しに出かけました。 ユニットのOHというのは、特別なチューニングを施しているわけではありません。 それに今回は、何か不具合があってOHに出したわけでもなく、今後壊れないように予防措置的にコンデンサーを中心にパーツを現代のものに交換してもらっただけです。 正直言うと、これで走りが変わって速くなったなんて書くと、ワザとらしいというか、何か宣伝ぽくなるので嫌だなあ、と思っていたのですが、残念ながら?トルクが増して速くなってしまいました。 劇的にというほどではありませんが、夏場と冬場の違いくらいはありそうです。 1速フルスロットルでホイールスピンは変わりませんが、全くの直線でも2速に入ってASRランプが点灯するようになりました。 考えてみれば、20年も前のコンピューターがまともに動いているなんてあり得ないことですから、変わって当然なのでしょう。 念のために書いておきますが、SJとしては、パワーアップ(パワーダウンしていたものが戻るだけですが)のためにユニットのOHを勧めているわけではありません。 壊れてからだと修理できないケースがあるので、そうなる前に壊れないような処置をしておきましょう、というスタンスです。 今まで何もしていなければ、近いうちに必ず壊れますし、ほぼ全てが壊れかけているといって過言ではありません。 By OZW |